|
実際の走行距離 |
88.41 |
|
Km |
|
走行時間 |
4:21:42 |
|
|
|
平均速度 |
20.2 |
|
Km/h |
|
累積走行距離 |
2069.3 |
|
Km |
|
上昇高度 |
304 |
|
m |
|
累積上昇高度 |
13733 |
|
m |
|
消費カロリー |
3494 |
|
Kcal |
4時起床、雨がぱらつく中、米を研いで紅茶を沸かす。
タープを張らずにトレックライズの超狭い前室でいつも通りの作業をこなしてみたが危険すぎることを知る。
ウエザーニュースを確認するとずーっと雨マークが並んでいる、朝から憂鬱な気分だ・・。
テントを張ったすぐ前に定置網が仕掛けられており小型の船がそれを引き揚げに来たので紅茶を飲みながらその様子を眺めていたらなんと鮭が掛かっていた、びっくり!ここは湖だが。
まだまだあると思っていた一ヶ月のツーリングも残り一週間、ここで停滞するのは貴重な時間を無駄にするような気がしてならない。強行しよう!と決め朝飯を食べていると雨は小降りになり後片づけをしている頃には幸いなことにやんでくれた。
撤収し積み込みをしていると同じキャンプ場に泊まっていたチャリダー君が先に出発、今日の予定を聞くと同じキャンプ場だ。
そのチャリダー君から遅れること10数分、僕も出発。雨は今のところ降ってはいない。
網走市内を抜けて10日振りに海を見る、海の匂いが懐かしい。
どこかで知らずに追い抜いてしまったのだろう、同じキャンプ場に泊まっていたチャリダー君に「おつかれさまです」と挨拶されながら追い抜かれる。
年の差30歳以上はあるだろう、若いチャリダー君はフルサスのMTBにもかかわらず25キロくらいのペースで前を走っていく。若いってすばらしい!
眺望が開けたところに出ると遠くに知床半島が見える、チャリダー君は止まって写真を撮っていたので「お先に」と言って追い越す。
北浜駅はオホーツク海に一番近い駅と言うことと駅事務室を改造した喫茶店「停車場」で有名。喫茶店は営業時間前だったが休憩がてらに立ち寄る。
展望台に上がって写真を撮っているとチャリダー君は駅には止まらずに走って行った。
小清水原生花園でチャリダー君に追いつく。9月の小清水原生花園にはあまり花は咲いていなかった、是非6月から7月にかけて訪れたい場所だ。ひと通り見てチャリダー君より先に出発。
4〜5キロ走るとピラミッド型のフレトイ展望台が見えてきた、天気がイマイチなので展望は期待できないだろうと思いつつも坂道をあがって展望台に入ってみた。知床のほとんどは雲に覆われていて予想通りの展望だった、はっきり見えたのはフレトイ展望台に脇目も振らず走っていくチャリダー君だけだ。
このように同じチャリダーでも見たいところも違うし休みたくなるタイミングも腹が減る時間もまちまち、そもそも走るペースだって違って当たり前なのだ、なのでペアランだと結局どちらかがもう一人に妥協して付き合う形になる。ペアランにはペアランならではの楽しさもあるとは思うが、ソロの方が自由気ままに走れるのは間違いないだろう・・・などと思いながらフレトイ展望台をあとにする。
浜小清水を過ぎてすぐにオホーツク海岸道路の標識がある、国道を走るより変化があっておもしろいかもしれないと思っていたのでオホーツク海岸道路を走るつもりでいたのだが追い抜いていく車のほとんどがオホーツク海岸道路へと左折していく。交通量が多いと神経をすり減らさなくてはならない、分岐の手前5mで気が変わり国道を走ることにした。
斜里町は想像以上に大きな町、スーパーがあったので休憩を兼ねて買い物に入る。
今朝でなくなってしまったとろろ昆布、アサリの水煮缶などを購入。
またしてもどこかで追い越してしまったのだろう、スーパーで休憩しているとチャリダー君に先を越された。
斜里町を過ぎるとやや向かい風気味になった、目に入る距離を保ってチャリダー君の後ろを走る格好になったがチャリダー君いきなり休憩、形勢が入れ替わる。「やな風だね〜」と言って追い越す。
ライダー、チャリダーが多い、世界遺産知床の人気がうかがえる。
鮭やカラフトマスの遡上が見られるという遠音別川(おんねべつがわ)パーキングに自転車を止め、おにぎりを持って河口に向かう。釣り師がたくさんいて竿を振っていた。
思ったほど多くはなかったが川をさかのぼっていく魚影を眺めながらおにぎりをほおばる。
途中で追い越した外国人チャリダーもやってきた、彼も知床野営場に泊まるとのこと。
オシンコシンの滝でおやつ&ソフトクリーム休憩しているところにチャリダー君も到着、お互い手を振り合って無事を確認しあう、ほとんどペアランしているようなものだ(笑)
道の駅うとろ・シリエトクに寄ろうか迷ったが、先にテントを設営することにし野営場へ向かう。野営場に行くには結構な劇坂を上らねばならない。
2時ちょっと前に国設知床野営場に到着。受け付けを済ませテントを設営、料金は400円ゴミはすべて引き取ってくれる。管理人さんがいる間は携帯等への充電も可能。
設営を終え、劇坂を下って道の駅うとろ・シリエトクに。中にある観光案内コーナーで観光船のスケジュールやカムイワッカまでの道路情報などを教えてもらう。とても親切にわかりやすく教えてくれた美人のおねえさん、ありがとう。
買い出しを済ませ、買い忘れがないことを確認し劇坂を上って野営場に戻る。
キャンプ場に戻るとなんと外国人チャリダーはこれから知床五湖まで行くと言って出かけていった。
ここのキャンプ場の一角には知床八景のひとつ夕日台という名所がある、名前の通りすばらしい夕日が見られる場所だが今日は見られそうもない。
晩飯を作っている傍らで鹿が平気な顔をして草を食んでいる、知床の鹿密度は道内一だと思う。
パスタを食べた後ヘッドライトで照らしながら一人焼き肉を食う、さっぽろ南光園のみそホルモン、これはうまい!
以下9月12日のツイート
library_books 北海道ツーリング 2011 カテゴリの記事