ここのキャンプ場も野鳥の鳴き声が目覚まし時計。たまにカラスの雑音が混ざるのが残念。



曇天。昨日よりは寒くない気温7度くらいか。
いつも通り朝飯を食べて撤収作業を行っている途中で雨がポツリポツリと降り出す。
自転車とテントを炊事場に持ち込んで雨が上がるのを願いながらパッキングを行う。しかし雨はやまなかった。
7時、レインウエアの下だけをはいて出発。
上はもともと多少の防水性があるウインドブレーカーのまま。
えりも町のコンビニでルートを検討する、
特別襟裳岬に行きたい！ってわけでもないしこのまま336号線を走って襟裳岬をショートカットするか、いやせっかくここまで着たらやはり襟裳岬を通過しないと！と言う二つの選択肢。
336号と道道34号の分岐でしばらく車の流れを観察すると8割がたが336号を直進、特に大型車は100%に近い。と言うことで襟裳岬コースを進む。
襟裳岬まであと4キロと言うところから天気は激変する。風速20mはありそうな横風に大粒の雨。
車でさえ停車してやり過ごそうとしている中、車体を15度ほど風上に傾斜させて襟裳岬を目指す。これ以上の罰ゲームはないってほど過酷。



もう一刻も早く襟裳岬から逃げ出したい。なので襟裳岬をスルーすると言うとんでもない行動をとる。
もう一つのルートを選ぶべきだったと思ってもしかたがないので、こう言う体験が出来たことを感謝する。
雨はさらに1段階強くなったので完全雨仕様に切り替える、もう少し早く切り替えるべきだった。教訓としよう。



再び336号に合流し、約5キロあるえりも黄金トンネルを出ると青空に変わっていた。


別角度



フンベの滝

13時に広尾町にたどり着く
えりも町からここまでの間にコンビニはない。
広尾町のキャンプ場は2011年のツーリング時に泊まったのだが残念ながらここ広尾町には温泉がない。
次のナウマン公園キャンプ場には温泉が隣接しているので34キロ先を目指す事に決めた。
が後々これも後悔。猛烈な向かい風。
道はどこまでもまっすぐなので、どこまでも向かい風。



日高山脈をバックに満開の桜の木が一本、最高に絵になる景観を鉄塔がぶち壊している。残念だ。



15時40分にキャンプ場に到着。
ここ幕別はパークゴルフ発祥の地、目の前はパークゴルフ場だ。
北海道には温泉・パークゴルフ場・キャンプ場の三つがセットになっているところが多い。
幕別町のパークゴルフ場は全て無料なんだとか、非常に綺麗で芝も丁寧に管理されている、素晴らしい。

放牧どろぶたウインナーたっぷりのペペロンチーノ。



つまみもどろぶたのサラミ。とても美味しい。



走行ログを確認したら142.69キロだった！自分でもびっくり。数字を見た瞬間一気に疲れが・・・。