うるさいほどの野鳥の鳴き声で目を覚ます。
米を水に浸している間行う毎朝の儀式。
天気予報通り、雨になるからなのか?きれいな朝焼け。
今日は結構走る気でいるので早めに出発、距離優先モードでナビ子が示した道を行く
この後鶏ファームの中に誘導される。
ファームの人に怒られる前に退散し再度ルート検索し何とかアスファルトの道に出てホッとする。
昨年の台風で被害を受けた日高本線。現在はバスが代行しているようだが、このまま廃線にならないことを祈る。
その日高本線と平行して走る国道235号線を襟裳岬方向に向かいひた走る。ずーっと向かい風。
11時前に今日宿泊予定の新冠町判官館森林公園キャンプ場に着いた。ものすごい劇坂を登らなくてはならない。
受付して、テントを設営しシュラフやマットなどをテントの中に放り込んで再スタート。
目指すは二十間道路桜並木。
ナビ子にまたしても怪しい道を指示され、細い坂道を上っていたら、ようやく遠くに桜並木が見えた。と同時にすぐ近くにタラの芽を発見!
全部は採らずに5個だけ頂く。
ここまで向かい風の中80キロ以上走っている
生ビール飲みたかった・・本当に飲みたかった。
我慢してノンアルで乾杯。
帰りはようやく追い風になる。キャンプ場で受付時に貰ったレ・コードの湯の割引券があるので、標高差で200mくらい上るけど風呂に浸かりたい一心でロートルエンジンに鞭を打つ。
風呂に入った瞬間「あ"ぁ〜」と声が出てしまう水冷エンジン。
ちょっと元気になりセイコマと7.11と道の駅が密集しているところで買い出ししようとしたら、コインランドリーを発見したので、先ずは洗濯。
その最中に色々と買いそろえる。
先ずはエネルギー源の琥珀色の液体、タンパク質、etc
乾燥機から出した頃には小雨が降っていた。
レインウエアを着てキャンプ場を目指す。追い風だが、またあの劇坂を上らなくてはならないかと思うとイマイチ追い風であることを喜べない。
先ずは現場で叶わなかった焼肉&ビール。
今まで飲んだビールの中で一番うまかった。
タラの芽はペペロンチーノにして琥珀色の液体と共に流し込み、食欲は満たされる。
ここのキャンプ場はあちこちにカタクリの花や名前の知らない山野草が咲き乱れている。
library_books 北海道ツーリング2017 カテゴリの記事