自転車と旅

2017 自転車ツーリング 16日目 5月18日

とらべるまん 2017-05-18

5時ちょっと前に起きる。風の音と波のくだける音とが混じって熟睡できなかった。
テントから這い出すと自転車もテントも霧雨でびっしょり濡れている。
雨雲レーダーチャンネルを見ても、この地域に雨雲は見当たらない、利尻山とさまざまな条件とで発生する雨なんだろうか?ウエザーニュースの現在地の天気を見ると、見るたび1〜2時間後は晴れマークになっているが、見るたびに裏切られている。この地域に限ってはもう信じない事にした。

7時半キャンプ場を出発。料金の徴収に来なかったのでランドリー小屋の中に置いてきた、無事に徴収係の人に渡ればいいのだが。
やはり天気はまったく変わっていない。

向かい風と霧雨の中反時計回りに進む。南端まで行けば追い風に変わっていくはず。そして天気も回復することを期待して。

オタトマリ沼で休憩。

霧雨はあがったがまだ利尻山は雲の中。
そこから5キロほど進むとこうなる。

オタトマリ沼は昨日も利尻山は見えなかったそうだ。

天気が良くなったので今日も姫沼を見て行くことにした。
自転車道の起点から走り始めると距離は長くなるが、ゆるい勾配で上り続け姫沼まで750メートルのところに出る、なので14%の坂は上らずに済む。
昨日とは反対回りで沼を一周。







礼文島行きのフェリーまで時間があるので登って見ることにしたペシ岬展望台

思ったよりハードな登り。

頂上から見る利尻山。一方礼文島方向は

雲の中。



霧雨でびっしょり濡れたテント・フライシート・アンダーシート・レインウエア・スパッツ・・全てを乾かす

14:35のフェリーで礼文島へ、海は大荒れで皆さんreverse。

雲の中に隠れていた礼文島は想像通りの天気

利尻島は38年振り2度目だったが礼文島は初上陸

やはり南風、しかも強烈。風をもろに受けるとサイドバッグはヨットの帆と同じ、あっという間に久種湖畔キャンプ場へ

利尻島と同じで島の北東部はなぜだか晴れている。
ただし南風は利尻島以上に強烈。
テントなんて樺太まで飛んで行きそうな勢いなので

バンガローへ。
日本最北のキャンプ場でテン泊したいと言う思いがあったが、ここはバンガローで妥協するとしよう。