アカゲラのドラミングで目を覚ます。すごく大きな音でしかも2方向から聞こえる、そっとフライシートのジッパーをあげて見てみるとテントのすぐそばの木に頭に赤い模様のアカゲラが。他にもたくさんの鳥のさえずり、本当に清々しい気持ちで今日を迎える。

龍泉洞の水で紅茶を沸かし飲みながら、同じく龍泉洞の水でご飯を炊いている。

放射冷却の影響か露がひどくフライはもちろんテントも濡れてしまっているので、お日様が乾かしてくれるのを待って7時10分に出発。
またしても龍泉洞に寄って水を汲んで行く。

龍泉洞が恋人の聖地だとは知らなかった。

国道455号線から県道44号線を通って島越まで一気に下る。

何回来たのかもわからないほど訪れた北山崎だけど海上から見るのは初めて。島越からの断崖クルーズ。

日本海側で見た笹川流れとは実に対照的、僕の感想では笹川流れは女性的な景観に対し、北山崎は圧倒的な雄の景観。

その後笹川流れの時と同じように海上から見た陸路を走る事になるのだが、北山崎までの勾配は何度走ってもキツイ。今回は膝も回復していないしエンジンそのものが老朽化しているのでそのキツさは倍増。

途中でビタミンとミネラルを補給。

桑の実はちょくちょくつまみながら走ってきたけど、もみじイチゴは桑の実ほど多くは見かけない。

サイドバッグに吊り下げて走っているシュラカップに摘んで、朝汲んだ水で洗って食す。甘い。

陸路で北山崎にたどり着きじぇじぇじぇセットで昼食。

断崖クルーズやじぇじぇじぇセットや田野畑牛乳、ヨーグルト・・・etc
僕にできるせめてもの三陸復興支援。

北山崎を下るともう庭のようなもの、えぼし荘で汗を流してギャラリーIZUMITAに顔を出しパティオ・ムラタで食材仕入れて玉川野営場へ。

明日の朝は雨の予報なので東屋にテントを張ろうと思っていたのだが先客がいらした。
結局定位置に設営。

その先客さんからカレーのお誘いを頂きご相伴に与る。感謝。

何度来てもここの波の音が心地よい。

今夜はやませでかなり冷えこんでいる、靴下履いてシュラフに潜り込もうと思ったら片方が見つからない、こんなに狭いテントなのにどこにいったのだろう。

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