自転車と旅

2016 自転車ツーリング 33日目 6月3日

とらべるまん 2016-06-04

鳥取市ー兵庫県美方郡香美町
海岸線に沿って走る。

Posted from するぷろ for iPhone.

ーーー  以下は後に追記  ーーー

パドローネスマートプラスと連動するアプリCateyeCyclingはiPhoneを持って歩いた分もGPSログとして残るので、CateyeAtlasにデータをアップロードしてからPCで見ると、いつどこで何をしたのかがよくわかる。
CateyeAtlasではGPXエクスポートもできるのでルートラボにインポートできる点も評価。
ただ計測される登坂高度と消費カロリーはどう考えても間違った数値、登坂高度はおそらく倍以上で消費カロリーは三分の一くらい。


先日の催事でちょっとしたアクシデントがあり、一緒に参加した人が入院する事態となったため病院に寄って様子を伺ってから出発したのでいつもより2時間以上遅いスタート。

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足跡だらけ

一昨日の6月1日にも砂丘は見ているが、鳥取砂丘ジオパークセンターのある方いわゆる一般的な観光コース側の砂丘を20分ほど散策。

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こっちも足跡だらけ

やはり観光客が多いためきれいな砂紋は残っていない。
こちら側できれいな砂紋を見るためには朝早く来なければならないだろう。

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ナシソフトうまし!

梨ソフトを食べて鳥取砂丘を後にする。

鳥取砂丘沿線ならではの標識。

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実際に砂が飛ぶような気象条件では走りたくない

県道319号線から国道9号線へ入るとやはり車が多く走行には神経を磨り減らす。

岩美町からは2つのルートプランがあったのだが、やはり国道9号線は走りたくないと言う理由で植村直己冒険館はあきらめることに、「冒険館に立ち寄ったチャレンジャー」として記録に残したい気持に未練はあったが・・。

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♪われは海の子白波の♪

178号線を離れ海岸線を走るルートへ。
途中の風景「われは海の子」鳥取県童話・唱歌百景に選定されているとのこと。なるほど納得。


峠を越えて兵庫県へ再突入。
本州を縦断する際に絶対に避けては通れない県は両端の青森県と山口県を除けば兵庫県のみだ。

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県境の峠は標高100mほど

しばらくコンビニも何もない道を走る。
昼飯にありつくことができるだろうかと心配しながら走っていたが新温泉町の浜坂というところで駐車場が車でいっぱいの水産会社を発見、レストランもあるっぽいので迷わず入店。
ウエイティングの先客が2組、どうやら人気のお店らしい。
5分くらいで席に案内されメニューに手をかけようとしたらホールスタッフの方が「日替ランチまだありますよ」と言われたので「じゃぁそれお願いします」と。

私の後にきた二人組の客が日替ランチをオーダーしたら売り切れと言われガッカリされておった。どうやら最後の一食にありつけたラッキーな人のようだ。

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これはコスパ高し!

出てきた料理を見てラッキーな人確定。これで900円(税込)
ごはんのおかわり分は取られていない、無料なのかサービスしてくれたのかは不明。


もしも腹ごしらえができないままこの先へ進んでしまったらのたれ死にしていたかも・・ってくらいキツイ道を進む。いや上る。

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このあたりはまだ余裕があった

不老の水にも救われた。
久しぶりに頭から水をかぶる。

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生き返った気分

峠のピークを過ぎてすぐのところにある灯台
何気なく立ち寄ってみたら、なんと日本で一番高い場所にある灯台だそうな。ちょー納得。

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余部埼灯台

車がほとんど通らないこの道は一車線で左側は断崖、なのでダウンヒルはあまり楽しめない。けど下りは下り、ペダルをまわさなくても進むうれしさはいつも以上に大きかった。

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このルートキツイが眺めはイイ

余部橋梁。鉄ちゃんではないがこの名は聞いたことがある。
道の駅もあるのでしばし休憩しながら見学する。

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山陰本線の名物

更にもう一個峠を越え約50キロぶりのコンビニで食料とアルコール燃料を仕入れてキャンプ場へ向かう。

今子浦キャンプ場の前について呆然・・「閉鎖中」

事前に調べればよかったのだが、営業はGWと7〜9月だった。

県道11号線からキャンプ場へ入る交差点の反対側に国民宿舎の入口を表示した看板があったのを憶えていたので電話突撃、金曜日なのでドキドキしながら「少々お待ちください」の返事を待つ。

夕食の提供はできないが宿泊できるとのことで一安心。
正直言って今日はもう走りたくない。と言うか走れない。
本日最後の試練、宿までの500mは上りだった。

今子浦は日本の夕陽百選にも選ばている。

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宿の窓に映る夕日

美しい夕日を期待していたが水平線の上には雲があって海に沈む夕日は見ることができなかった。
今回の旅はことごとく夕日に嫌われている。

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天気は良いのだが夕日との相性が悪い