お遍路17日目
3日ぶりにお遍路復帰！白衣を着て気持ちを切り替える 。
お宿を7時ちょっと前に出発。朝ごはんの鯛茶漬けはうまかった。
天気は・・・小雨いや霧雨に近いか、レインウエアは上だけ着て走りはじめる。
そんなに走らなくても横峰寺への右折サインがあると勝手に思っていたが、まったく表示がなく通りすぎる、でもこれはおかしいと思い偶然ゴミを出しに出てきた方にたずねたらやはり通り過ぎてしまったようだ1キロほど戻る。横断歩道のある交差点が目印。

向かう先は完全に雲に隠れている。小学生が傘でガードレールをカンカン突っつきながら元気に挨拶をしてくれる。正しい傘の使い方だ（笑）

行き止まりの湯浪まではそれほどきつい坂ではない。

自転車はここに置いて、あとは歩き。
地元の方が次から次へと水を汲みにやってくる、僕もペットボトルに水を入れて歩きだす。
忘れ物をしたらたいへんなことになる、納経軸を忘れてしまったら二往復しなければならない。

ほぼ中間地点、まだ余裕。

沢蟹が多いので踏まないように注意。みんな白っぽい色をしている。

途中お地蔵さんがあれば手を合わせ般若心経を唱えながら登る。

60番横峰寺に到着。幻想的な雰囲気。

周りに民家などないので気兼ねなく鐘を突いた。気持ちいい。

納経を終え、来た道を戻る。下りの方が神経を使う、あと膝への負担が下りの方が大きい。
お参りも含め湯浪に戻ってくるまで、ちょうど2時間だった。特に急いだつもりはない。
雨も知らないうちにあがっていた。

61番香園寺、62番宝寿寺、63番吉祥寺、64番前神寺はそれぞれ数キロしか離れていないのでサクサクっと打って行く。車のお遍路さんとほぼ同じペース、61番から64番まで一緒だった方は10人ほど。

梅雨空なれど雨は降ってはいない。
次の65番三角寺までは40キロ以上離れている。
距離的には全然遠いとは思わないのだけれど国道11号線を走るのが苦痛だ。相変わらず大型車が多く舗装状態も良くないし路側帯も狭い。ここはもうドライバーさんを信じて走るしかない。

65番三角寺があるのは四国中央市と言う所、四国中央市と言われてもなかなかピンと来ないけど大王製紙のある所だ。大王製紙でもピンと来ない方にはテッシュ王子と言えばさすがにわかると思う。日本屈指の紙の町だ。

お宿から見える風景。

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