自転車と旅

2013 自転車ツーリング 2日目 6月4日

とらべるまん 2014-01-13

   実際の走行距離 122.04   Km
   走行時間 6:32:22    
   平均速度 18.6   Km/h
   累積走行距離 122.04   Km
   上昇高度 417   m
   累積上昇高度 600   m
   消費カロリー 4950   Kcal

どこでもいつでも熟睡できると言うのは特技ではなく、旅を重ねる事によって身につく「技術」かも?
 
昨年と違い苫小牧は快晴、それ以外は昨年と同じ、朝飯も同じセイコマ。

IMG_1111.jpg

今回はカンチからショーアームのVブレーキに変更した

昨年と大きく違うのは・・自分のカラダ。
2012年のツーリングを終えてから1ヶ月後に大腸癌が発覚、直腸を摘出する大手術を受けた。
検査から始まり入院・手術・自宅療養と半年間まったく運動できなかったので筋肉はかなり落ちてしまっている。と思われる。
なので苫小牧から支笏湖までの自転車道をスローペースで走る、同じコースでも雨と快晴では風景は全然違う\(-o-)/
 
昨年は素通りした支笏湖温泉、今回はここで温泉に浸かりたい!と言うのが今日の目的の一つ。
 
支笏湖温泉には8時頃に到着、駐車場は有料だけど自転車は無料♪。
ビジターセンターは9時開館、少し早かったので周辺を散策。支笏湖には何度も訪れているけどこんなにじっくりと支笏湖を観光したのははじめて。

IMG_1113.jpg

山線鉄橋と恵庭岳


ビジターセンターはとても勉強になった!レクチャールームの映像は特におすすめ!。
 
休暇村支笏湖の日帰り入浴は11時からなので(と勝手に思っていた)、時間を見計らってルンルン気分で休暇村に向かった。

休暇村の玄関先に自転車を停め、タオルだけ持って休暇村の自動ドアをくぐるがフロントには誰もいない(チョット嫌な予感)
ホールで掃除をしていた方に「お風呂に入りたいんですけど」って言ったら、「今日の日帰り入浴は13時からです」との事・・・orz
このあとの予定を考えると13時までは待てない、諦めて支笏湖温泉をあとにする。
来た道を戻り昼飯を作るためにモラップキャンプ場に入る、日帰り利用は400円。
正面に恵庭岳を望むロケーションが素晴らしいキャンプ場!ゴミもすべて捨てられる。
パスタを茹でて湖畔に椅子を持ち出して昼飯。粗食だけどこの素晴らしい景色の中で食べるランチはうまいにきまってる!これでワインと文庫本でもあれば最高だなぁ。

IMG_1118.jpg

すばらしいロケーションのモラップキャンプ場

管理人さんに「もう出発ですか?」と言われてキャンプ場を出発。次に訪れる時は是非とも泊まりたいキャンプ場だ。

道道141号線ははじめて走る、木々に覆われ鬱蒼とした道幅の狭い道だが交通量は少なくお気に入りの道決定。
ただしモラップキャンプ上からは標高差で180m、距離で約5キロの上りとなり、かなり急勾配なところもある。
しかしながら峠を超えれば錦岡までは約15キロのダウンヒルを楽しめる、景色もイイし車もほとんど通らない、最高のサイクリングコース!逆のコースはあまり辿りたくない。
 
錦岡から道道781を経て国道36号へ出ると交通量は一気に増え、精神的に疲れる。向かい風というオマケもついている。

2年ぶりに訪れた白老町にある喫茶「休養林」マスターもママも元気で何より!
開口一番、なんとFRYMのおっさんが数日前に訪れたとの事、その時に僕の大腸癌をチクったらしく、逆に心配されてしまった。

東港周文フェリーターミナルまではここから50キロほど、敦賀行きのフェリーは23時30分出港なので時間的には余裕だけど交通量の多い36号線のナイトランは避けたい。
日没の時間から逆算して休養林を出発する。
 
2年前のツーリングで走った国道235号を逆方向(えりも岬方向)に走り、東港周文フェリーターミナルに着くと同時に太陽が沈んでいった。

フェリーターミナルにはスナックコーナーがあったのでまずは生ビールで喉を潤す、たまらん。
待合室でポテチをほおばりながらテレビや本を見て乗船するまでの時間を過ごす。

乗船開始のアナウンスがあり、外に出たらものすごく寒い!気温は間違いなくヒトケタ。
乗船の順番を待つ中、寒そうにしている僕を気遣ってか誘導員の方が早めに乗船させてくれた。
(本当に寒かったので助かりました!ありがとうございました!)
 
乗船するとフェリーの中はとても豪華でこの船旅が楽しみになってくる!
 
まずは風呂に入って汗を流し、船内のカフェで生ビールと枝豆の夜食を食べてベッドに戻る。
 
なんだかんだで今日の走行距離は120キロオーバー、消費したカロリーも約5000キロカロリー。
低音で響くエンジン音は逆に心地よく、エンジン音とその微動を感じながら深い眠りに落ちる。