自転車と旅

2012 北海道自転車ツーリング 1日目 6月20日

とらべるまん 2012-07-07
   実際の走行距離 84.24   Km
   走行時間 4:48:55    
   平均速度 17.4   Km/h
   累積走行距離 84.24   Km
   上昇高度 756   m
   累積上昇高度 756   m
   消費カロリー 3365   Kcal

6月としては記録的な風雨を伴う台風4号の影響でフェリーが欠航するのではないだろうか?と懸念していたけど無事に出港することができた。
しかしながら次の便からは欠航が決定しているとのこと、この状況はラッキー?なのだろうか・・
思ったほど揺れることもなく、定刻通り6時にフェリーは苫小牧港に接岸した。
しかし苫小牧は本降りの雨、フェリーの中で自転車も僕も完全雨仕様にしてからランプウェイを渡り9ヶ月ぶりに北海道の大地に降り立った、懐かしい思いが込み上げてくる。
6時20分雨の苫小牧フェリーターミナルを出発。

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久々のセイコマ。懐かしい!


昨年作っておいてよかったセイコマカード。初日の朝飯はセイコマですませる。結構な雨。
腹ごしらえをし支笏湖に向かって276号を走る、昨年は並行して整備されている自転車道を走ったのだが、今回は10分の間に数台しか車が通らない国道を走ってみた。最初のうちは路側帯も広く舗装状態もいいので「自転車道よりも走りやすい」と思って走っていたのだが、途中から路側帯が荒れてきたので15キロほど走ったあたりから自転車道にレーンチェンジした。
昨年はニセコへと左折したT字路を今回は直進する、支笏湖温泉を過ぎると湖畔ギリギリを走る眺めのいいコースになった。湖の水がとても透明、小さな魚が泳いでいるのが見える。

雨雲にすっかりと覆われた支笏湖

少しだけ青空が見えた支笏湖


その湖畔ギリギリの道が終わると同時に上り坂に変わる。
北海道三大秘湖のひとつオコタンペ湖は支笏湖よりも300m以上高いところにある、そこまでずーっと上り坂・・・。そしてまた雨が降りだす。
上り続けやっとオコタンペ湖への標識が見えた時には少しだけほっとした、一旦453号を離れ左折すると勾配は一段ときつくなる。
標高も600mを超え気温は10度くらいだろうか、寒い。アンダーウエアは汗で濡れている。
雨足も強くなってきて「行っても見えないだろうな・・やめようかな・・」なんて弱気な考えが頭をよぎったけど「ここまで来たら行くしかないでしょ!」という意地が勝って上り続けた。実はただのM。

オコタンペ湖を望む(はずだった)展望台

オコタンペ湖を望む(はずだった)展望台


晴れていれば木々の間からオコタンペ湖が見えるはずだったが、どんなに目をこらして見ても何も見えなかった・・orz
ついでに言えば観光客も誰一人いない。そして木の枝が折れるほどの強風になってきた。
オコタンペ湖が本日のメインイベントだったが逃げるように展望台をあとにする。

快適なはずのダウンヒルも雨でブレーキの効きが悪い、と言うかほとんど効かない。
ブレーキシューをSWISS STOPのグリーンに交換してはいるものの雨の日のカンチブレーキはこんなもの、なのでスピードは出せない。
それよりも汗で濡れたアンダーウエアがどんどん体温を奪っていく、寒い、寒すぎ。
一旦下りきったところで川沿いに東屋を見つけたので、そこで素っ裸になって着替えをし、シングルバーナーを出して紅茶を沸かして飲む、本当に生き返った心地だった。

ダウンも着込んで出発したけど、またすぐに上り坂になったのでダウンは10分ほどで脱ぐことに。
上りきるとあとは札幌市内までほとんど下りだ、雨もあがり天気もよくなってきた!
真駒内に入り最初のセイコマでランチ。
市内に入ると片側2車線の道路になるが路側帯が30センチほどしかない上に結構な段差のある排水用のグレーチングが埋まっていて、とても走りづらい。

会議のある札幌パークホテルには13時過ぎに到着、どう見ても場違いな格好だ(笑)
ドアマンに自転車をどこに置いたらいいのか聞くと丁寧に誘導してくれた。
今回も着替えは3セットしか持ってきていない、途中で着替えをしたので残りは1セット、今日のうちに洗濯をして乾燥させておきたい。
フロントで予め送っておいた会議用の着替えを受け取り、ランドリールームの場所を聞いたら「当ホテルにはございません」とのこと。
部屋でバスタブにお湯を張り、冷えた体を温めてから近くのコインランドリーに向かう。

明日からは清貧な食生活が続くので今日は食いだめしておく。

本日のディナー

本日のディナー


二次会はすすきのに繰り出した。
何年ぶりだろう・・・けやきの味噌ラーメンで〆る。