自転車と旅

2012 北海道自転車ツーリング 7日目 6月26日

とらべるまん 2012-07-06
   実際の走行距離 94.47   Km
   走行時間 5:34:11    
   平均速度 17.4   Km/h
   累積走行距離 821   Km
   上昇高度 632   m
   累積上昇高度 3284   m
   消費カロリー 3963   Kcal

今日は休養日、いつもより遅い4時半過ぎに起床。
昨日百均で買ったレトルトのどれを食べようか悩んだので、サイドバッグに再度放り込んでかき回し、手探りでつかんだ中華丼が今日の朝飯(笑)
いつも通りおにぎりを握り、テントを撤収し7時にキャンプ場を出発した。

当麻に入ってからは昨年走ってきた道を逆走するかたちになる
「あ〜ここは確か・・どしゃ降りになってレインウエアを着た場所だ・・」などと思い出しながら。

昨年はまったく気が付かなかったのだが、忠別川を横切る東神楽橋から左岸に沿ってサイクリングロードがあるのを見つけたので走って見ることにした。
今日は美瑛の丘をめぐって昨年も泊まった上富良野日の出公園オートキャンプ場までと、珍しく走行予定を決めており、どう寄り道しても走行距離は100キロだろうと思っていたこともサイクリングロードを走ろう!と思った理由。
(ルートラボではサイクリングロードが表示されないので正確なトレースはしていない。)

快適だったサイクリングロード。遠くに大雪山連峰を望む。

快適だったサイクリングロード。遠くに大雪山連峰を望む。

大雪山連峰を遠くに望み、進むにつれ十勝の山々が近づいてくる。
最後は森の中に吸い込まれ、激坂があったり、なぜか階段までもあったりと、それなりに楽しめるサイクリングロード。
ゴールはキャンプ場(←イイ感じ!機会があれば是非泊まってみたい)やパークゴルフ場などいろいろなアクティビティが揃っている「ひがしかぐら森林公園」
日帰り入浴ができる温泉もあり、入ろうかとかなり悩んだが先に進むことにした。
ここから先はツーリングマップルとiPhoneに入っているNAVIeliteが頼り、両方を見比べながら進むがツーリングマップルとGPSが一致しない、と言うかあるはずの道がなかったり、あってもとても自転車に乗って走れるような道でなかったりと、完全に道に迷ってしまう。
誰かに聞こうにも誰もいない、と言うか家もない。
方角的に間違った方に進んでいることは間違いないようだ(笑)
小川にかかる橋の上でおにぎりを食べながらツーリングマップルとiPhoneを重ねて見比べる、どうやら最初の分岐で間違ったっぽい。そこまで戻るには標高差100mを上ることになる。

道道213号に抜けて北美瑛に入ろうと思っていたのだが、なんか逆方向(笑)
「まぁ走ってりゃどこかに出るだろう」と開き直って田園風景の道を前進することにした。
なのでルートラボに記してある道筋はかなりアバウト。

で、結局旭川空港に出た・・・orz

気を取りなおして237号を美瑛目指して走る。

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美瑛町のロードサインは他と比べると秀逸なデザイン。

ぜるぶの丘の手前でJR富良野線を横切って道道213へと気まぐれなコースチェンジ。
三愛の丘を目指す。

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三愛の丘


昨年は天気が悪く期待していた風景を見ることができなかったが、今回は期待通りの風景を見ることができた。
やはり美瑛の風景はどこをどう切り取っても絵になる。

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名もない丘で自転車を停めておにぎりを食べる

哲学の木にたどり着くと、木の方向から白い綿毛のようなものがたくさん飛んで来る。
幻想的と言うか崇高な感じさえ受け、しばらく哲学の木の前から離れることができなかった。

哲学の木から白い綿毛が飛んでくる

哲学の木から白い綿毛が飛んでくる

あとで調べたら哲学の木はポプラの改良種で、白い綿毛はポプラの種子であることを知る。
このタイミングで訪れることができたことは本当にラッキーだったと思う。しかも観光客は僕だけだったので哲学の木を独り占めできた。

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ここも名もない丘

次に向かった四季彩の丘は、結構勾配のきつい坂を上る。
上りきると大型観光バスが十数台停まっており多くの観光客で賑わっていた。哲学の木とのギャップがありすぎ。
せっかく急坂を上ってきたのだしと、人ごみを縫ってとりあえず見学したけど花を見るにはまだ早い感じ。て言うか人多すぎ・・・。まぁ美瑛を代表する観光スポットなのでしょうがないのかも・・。

四季彩の丘は・・・

四季彩の丘は・・・


国道を避けて上富良野を目指す、途中の風景もとても素晴らしく何度か止まって写真を撮りながら進む。今日も暑い。

日の出公園オートキャンプ場には2時チョット前に到着。
昨年も書いたが料金は500円でゴミはすべて捨てられる。お気に入りのキャンプ場。
テントを設営してから昨年行く事ができなかった後藤純男美術館に向かう。
キャンプ場からはわずか1.5キロほど、ただし上り坂だか・・
北海道はもちろん日本の自然と四季を描いた作品はどれも見応えがある。(中国やヨーロッパの風景画もある)
圧倒されてしまう大作も多く、展示室の中央にはこれまた素晴らしい一枚板の椅子があるので、それに座ってじっくりと鑑賞する。14mもある「雲海黄山雨晴」は圧倒など通り越して驚嘆に値する。ここは絶対おすすめ。

感動冷めやらぬまま美術館をあとにし、フロンティアフラヌイ温泉へ。
ここの源泉浴槽は31度なのでついつい長風呂になってしまう、訪れるのは3度目だが今回も男性は東の湯で、いまだ西の湯には入っていない。
風呂上りの生ビールを頂き、隣にあるエーコープウイズ店で買い出しをする。いつもここ。もちろん豚サガリは外せない(笑)
キャンプ場には自転車を押して戻り、晩飯の準備にとりかかる。

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アスパラとあらびきウインナーは相性がいい


かみふらの工房のあらびきウインナーとミシマジュンコさんが作ったアスパラのパスタ。写ってないがミニトマト付き(笑)
お約束、パスタの後は上富良野では恒例の豚サガリの焼肉♪

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豚サガリとアスパラで晩酌中


ミシマジュンコさんが作ったアスパラは130円なのにこんなにいっぱい!半分はパスタと一緒に茹でて、残りは酒の肴に・・。
ワインはあっという間になくなってしまい、プラティパスからマグカップへとウイスキーが注がていくのであった(笑)

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夕日に染まる十勝岳連峰


明日の朝一でアタックしようと思っている十勝岳は夕日に染まっていた。
僕の顔も赤く染まっていたに違いないw