実際の走行距離 | 93.05 | Km | ||
走行時間 | 4:46:44 | |||
平均速度 | 19.4 | Km/h | ||
累積走行距離 | 1081 | Km | ||
上昇高度 | 364 | m | ||
累積上昇高度 | 4825 | m | ||
消費カロリー | 3761 | Kcal |
今回の旅も今日で終わり。テンションは下げ気味だ。
朝飯の準備をしながら苫小牧までのルートを確認する。
朝里大橋のあるスカイループは走りたい、朝里峠は結構キツいかもしれないが・・などと考えるふりをしているが朝里峠を越えることに気持ちは決まっていた、所詮M(笑)。
最後の炊爨を終え最後のおにぎりを握る。京都のランドナー乗りと健闘を讃え合い、6時にキャンプ場を出発。
スカイループの先にある札幌国際スキー場には何度も訪れているので車やバスでは通っているが自転車で走るのは初めてだ。
今日も暑くなりそう・・ダイナミックな景観を楽しみながらスカイループを時計回りに360度周る、勾配は緩やか、汗をかくことはない。
しかしその後が結構きつかった。朝里峠まで2時間上り詰め、峠はトンネルの中にあったが時間が早いからか交通量は殆ど無い。
朝里峠をクリアし、快調にダウンヒルを楽しんでいると見覚えのある札幌国際スキー場が目に入り自転車を止める。昔の記憶が蘇ってくる・・テラスで食べたジンギスカンはうまかったなぁ、などと思い出したら腹が減ってきた。
更に定山渓レークラインを下るとさっぽろ湖が目に飛び込んでくる、人造湖ではあるがさっぽろ湖は美しかった、周りの緑が濃くそれを映す湖面は更に深みを増した緑で心が洗われるみたい、印象に残る風景。
定山渓をかすめ230号線に入ると交通量は激しく増えるけど道幅が広いので安心して走れるルート。
真駒内から36号線へとパスする道に迷いながらも羊ケ丘展望台の入り口にたどり着く。
どうも札幌周辺の道路は路側帯に排水用のグレーチングがあって走りづらい。
是非行きたい!と思っていたわけではないが、羊ケ丘展望台入口ゲートのお姉さんに「足湯もありますよ」と言われて決心、500円を支払い坂道を上る。
思った通り観光客で溢れていたが、クラーク博士の像を見てチョット感動した、北海道歴はそれなりに長いけど初めてのご対面である。(笑)
思った通り観光客で溢れていたが、クラーク博士の像を見てチョット感動した、北海道歴はそれなりに長いけど初めてのご対面である。(笑)
天気は今日も快晴、札幌ドームの屋根に太陽が反射して眩しかった。
ただ肝心の足湯は清掃中で入ることができなかった。orz
36号線に入り苫小牧を目指す、強烈な向かい風。アップダウンもある。更に追い打ちをかけるような日差しが容赦なく照りつける、最後の試練か!?
北広島のセイコマで最後のおにぎりを食べながら休憩。
北広島のセイコマで最後のおにぎりを食べながら休憩。
何故かしらこんな状況に限って更なるトラブルは起こるもの、不思議だ。
パンク!
歩道に上がってチューブを交換する、考えてみるとこのタイヤ・・これだけの荷物を積んで4000キロ以上走っている。
パンクの原因を探るためタイヤの内側をなぞってホッチキスの針が突き刺さっているのを発見、同時にすり減ったタイヤの薄さに驚いた。
パンクで済んだのが幸いなほどすり減っている「苫小牧まで持ちこたえてくれ」と願いながらタイヤに空気を詰め、走りだす。
間もなくあったサッポロビール北海道工場を見学。
見学といってもビールづくりの見学ではない、自転車なのでどうせ生ビールの試飲もできないし。(涙)
見学といってもビールづくりの見学ではない、自転車なのでどうせ生ビールの試飲もできないし。(涙)
見学したのは同敷地内にあるビオトープ園の方。
みごとな生態系ができあがっているが、ジンギスカンの匂いが漂ってきてチョット興醒め。
みごとな生態系ができあがっているが、ジンギスカンの匂いが漂ってきてチョット興醒め。
千歳に入り王将でおやつタイム!時間は3時を少し過ぎていた。
自転車を停めヘルメットとグローブを外していたらお店の人が出てきて暖簾を外されてしまった
( ´゚д゚`)アチャー
けど、お店のご好意で無事に食べることができた、今まで何度も食べた白味噌ラーメンだが今日のラーメンは特にうまかったなぁ〜。
大盛りを食べて充電は完璧!強風の向かい風もなんのその!
途中ウトナイ湖に立ち寄る、36年前泊まったYHは見当たらなかった。
苫小牧に入り、コンビニから出てきたチャリダーと挨拶を交わす。僕は気が付かなかったが富良野の吹上露天の湯で一度会っているらしい。
聞くと、彼は自転車ではなく富良野でレンタカーを借りて行ったそうな。
チャリダーなら忘れることはないけど、車の人は流石に覚えてはいない。
聞くと、彼は自転車ではなく富良野でレンタカーを借りて行ったそうな。
チャリダーなら忘れることはないけど、車の人は流石に覚えてはいない。
18時に無事フェリーターミナルに到着。タイヤは持ちこたえてくれた。
フェリーターミナルのレストランで生ビールを飲みながら、旅をしみじみと振り返る。
礼文に渡らなかったことが今になって悔しくなってくる。これはまた来るしかないだろう(笑)
乗船して一番風呂を頂く。
シルバープリンセスは2等船室でも座席指定になっているので焦る必要はない。
作年のブログに「シュラフとマットを持って客室に上がるといいだろう。」と書いたが、マットレスが設置されているのでシルバープリンセスの場合は2等船室でもシュラフのみでOKだ。
シルバープリンセスは2等船室でも座席指定になっているので焦る必要はない。
作年のブログに「シュラフとマットを持って客室に上がるといいだろう。」と書いたが、マットレスが設置されているのでシルバープリンセスの場合は2等船室でもシュラフのみでOKだ。
今回も旅を無事に終えられたことと、この旅を可能にしてくれた多くの方々に対し心より感謝いたします。
おまけ
八戸には定刻に着岸、大橋を渡ると朝市が目に入った。今日は日曜日。人で溢れる朝市を見て回ってから家路に着く。旅は無事に終わった。
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