「 iPhone 3GS をはじめヘッドライトなどの電源はCO2を排出しない自然エネルギーを使って旅を続ける 」と言うのが今回のツーリングの大きなテーマでもありました。
値段もお手ごろだったので2個購入。AP ポータブルソーラー充電器 容量は800mAh2
③は以前レポートしたやつ、初期タイプなので容量は1,350mAh
④は今回のツーリングに備え購入した 5,600mAhもの容量がある IT-CEO5600 と言う怪しさ100%の中国製品
①②③はマップケースの上にマジックテープで固定、④はハンドルステムにシリコンゴムで固定している。
ちなみに④の上に写っているケースは iCrew 4 for iPhone 3G/3GS & iPhone 4 と言う商品だがツーリング5日目にして第1次不用品として送り返した。
そしてサイドバッグの上部に安全ピンとカラビナで固定した「 パワーフィルム / USB+AA SOLAR CHARGER 」これは直接USBに出力するのではなく単三電池2本(エネループ)に充電し、そこからUSBへ出力するソーラーパネルである。
また単三→単四アダプターを使用すれば単四のエネループも充電できるのでヘッドランプ(ジプカプラス2)やLEDランタンの電源も確保できた。
実際に使用してみてどの製品にも共通して言える事は、太陽光でフル充電するまでの所要時間が商品説明に記載してある時間以上にかかると言うこと。
「晴天時○○時間で満充電」と書かれていても詳しい条件は記載されていない。沖縄と北海道とでは違いがあって当然だし、常に日なたを走っている訳でもないので、まぁそれはよかろう、はじめから大きな期待はしていなかった。ただ④に関しては話しが違いすぎる、商品説明のコピーには「いつでもどこでも太陽光や照明光で充電できる高効率の大型ソーラーパネルを搭載」とあるが、ツーリング前に1週間南向きの窓に置いて発電能力を試してみたが満充電どころか一目盛(25%)以上にはならなかった。「どこが高効率じゃい!照明光で充電!?これを充電できる照明ってどんな照明やねん?」と突っ込みを入れてしまった。
ただiPhone3GSを2.5回充電できる容量は利用価値がある。
ソーラーバッテリーの弱点は言わずと知れた、天候に左右されること。
晴天の日が毎日続く訳がない、ただし曇り空でも全製品ソーラー発電中のランプは点灯するので少ないながらも発電しているようだ。
雨の日は①〜④は防水仕様ではないのでバッグの中に、サイドバッグにはレインカバーを掛けるのでパワーフィルムも隠れることになり発電能力はゼロとなる。
結果、晴れた日であればこの5つのソーラーチャージャーのみでiPhoneはフル充電できた。
iPhoneの使い方次第だろうが、自分の場合はフル充電1回で節電しながらではあるが24時間は持ち堪える。ただblogの更新をすると厳しい。
今後この分野の研究開発はどんどん進んで行くだろう、実際③に関しては容量が1,500mAhにアップされ実売価格も半値ほどになっている。
今後、ロングツーリングでは必須のアイテムとなるに違いないだろう。
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