自転車と旅

自炊道具

とらべるまん 2011-10-06
スローライフを楽しむ(苦しむ?)のが今回のツーリングのテーマでしたので、フェリーから降り立った初日の朝・昼と東京出張のために投宿した千歳のビジネスホテル、 @tolio @naomine さん宅に泊めて頂いた時以外は自炊を敢行しました。

写真一番下
●まな板 100均 使用頻度は晩飯時50%くらい
晩飯の準備はニンニクのみじん切りから始まるのだが、ほとんどはクッカーの鍋をひっくり返して鍋底をまな板代わりにするので使用頻度はそれほど多くはない、かさばらないのでとりあえず持参した。

まな板の上、左から
はし 使用頻度朝食時に50%くらい 晩飯時はひとり焼き肉の時に使用
購入して6~7年になるかな・・普段から使っているお箸。地球にやさしい武器だ。

スプーン&フォーク 使用頻度は晩飯時100% 朝食時は50%
持ちやすく軽い、一度使うと手放せなくなる。ただし両方(スプーンとフォーク)を一度に使うとどうしても手が汚れてしまうのでキッチンペーパーで拭きながら使っていた。

●昭和ナイフ 使用頻度は晩飯時100% 朝食時は10%くらい
正式名は6徳ナイフ?かな。小学生の時に購入、40年くらい使ってる(笑)。フォーク側とスプーン側と2つに分離できる。メインは包丁代わりのナイフとワインのコルク抜き、あとガスカートリッジを使い終わったさいに缶底に穴を開ける時も使用。チタン製の軽いカトラリーも多い昨今だが半世紀近くも使っていると愛着以上のモノがあり手放せない。

●ライター 使用頻度100%
バーナーに点火する際に使用。オートイグナイタは使い込むと点火しなくなるのではずしてある。「あれ?どこに置いたっけ?」ってことになりがちなので常に2個携帯。

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自炊道具一式を並べてみた

左上から
ウインドスクリーン(風よけ)SとWIDE 使用頻度は70%くらい
あると無いのとではガスの燃焼効率が全然違う。キャンプツーリングで自炊をするのなら必須アイテムだと思う。

シングルバーナー(サブ)使用頻度は晩飯時100% 朝食時は20%くらい
メインのシングルバーナーと比べると炎が一点(真上)に集中するので、ご飯がこげやすい。炊飯以外なら安価だし十分使える。オートイグナイタは外してある。とろ火が安定しているのとゴトクの形状上フライパンを斜めにしやすいので、ニンニクの香りをオリーブオイルに移す時にはこっちを使う。

●クッカー 1.5Lの鍋・フライパン(直径186mm 高さ44mm)・フタ・ハンドラー 使用頻度100%
MSRのブラックライト。最高の逸品だが今は入手困難だろう。おいしいご飯が炊けて後片づけも楽、一度使ったらもう他のクッカーは使えない。2.0Lの鍋は自宅待機。

●ザル 100均 使用頻度は晩飯時90%
晩飯はパスタがメインなので湯切りに使用。シリコン製なので軽量かつ小さくたためてgood。野菜を洗う時も何度か使った。

フォールディングトースター 使用頻度15%くらい
折り畳めてかさばらないのはいいのだが、洗うのが大変なのとメッシュの部分が弱すぎ。これは2代目なのだが、やはりツーリング最後の頃はメッシュに穴があいてしまった。でもこれがあると料理のレパートリーは広がる、と言うかなんでも焼ける。

中段左から
シングルバーナー(メイン) 使用頻度100% ※リンク先の商品は最新型、私のは旧型US-900
ゴトクがチタンで軽くしっかりしているしサブのバーナーに比べると炎の広がりが全然違うので炊飯はこっちで、あと火力調整つまみも鍋から離れているので吹きこぼれている最中でも火力調整時に火傷する心配もない。これももう手に入らない逸品、一度使うと手放せない。

シュラカップ(2個) 使用頻度100%
紅茶やホットウイスキーの湯沸かし、食器代わり、米の計量、etc 必需品です。とにかく軽い。サイドバッグにぶら下げるとカッコいい。

●おにぎり型 100均 使用頻度朝食時100%
100均で大小2個セットで100円、その大の方、小は自宅待機。先にラップを切っておいて、その上にパカッとやるだけ、ご飯に手が触れないので衛生的、何より簡単!慣れるとおにぎり4個作るのにかかる時間は5分ほどだ。

マグカップ (220ml)使用頻度100%
二重構造になっているので直火はNGだが保温性はシュラカップの比ではない。みそ汁、紅茶、晩酌用のコップ等に使用。これも長いこと使っている、耐久性も問題なし。シュラカップ同様サイドバッグにぶら下げて走行。

水・アルコール入れ 使用頻度100%
小さい方は1.0Lでアルコール類が常に入ってた。ワインでもウイスキーでも購入したお店でプラティパスに移してビンは引き取ってもらっていました、空気は簡単に抜けるのでテイストも保てる、飲兵衛の私には必須のアイテム。
大きい方は水専用で2.0L、水場から離れた場所に設営した時にこれと自転車に付けてある1.5Lのペットボトルに水を汲んでおけば朝まで水場に行かずに済むことも多い。

総じて、自炊するのならばシングルバーナー1つだけだと料理の幅がかなり狭くなるのでシングルバーナーを2つ持っていったほうが良いと思う。
同じく自炊しながらのロングツーリングなら燃料は絶対にキャンプ用のガスより一般家庭用のカセットガスにするべきだと思う(国内に限り)。今回のツーリングで使ったガスボンベの総数は12本、コンビニでも売っているので入手が容易。