自転車と旅

2012 北海道自転車ツーリング 3日目 6月22日

とらべるまん 2012-07-07
   実際の走行距離 121.77   Km
   走行時間 6:51:16    
   平均速度 17.7   Km/h
   累積走行距離 332   Km
   上昇高度 492   m
   累積上昇高度 1424   m
   消費カロリー 5001   Kcal

4時、鳥の鳴き声で目覚める。カラスの鳴き声ではないのがうれしい。
キャンプ場の朝は凛とした空気につつまれ、自然の中で生きていることを強く感じ謙虚な気持ちにさせられる。
米をとぎ、お湯を沸かす。そして紅茶を飲み、ご飯を炊く間iPhoneで今日の天気予報を見ながらコースを模索するのは旅に出た際の日課のようなもの。

まずは昨日行こうと思っていた留萌まで走って、その先どこまで行けるかは風まかせと言うことで、とかなりアバウトな本日の走行予定(笑)

朝食を食べ、おにぎりを作って、食器を洗う、テントを撤収し、パッキング、一連の作業を終え6時15分にキャンプ場を出発したが1分足らずでセイコマに立ち寄る、ゴミを捨てさせてもらい、牛乳と野菜ジュースを買って店の前で飲んでから本当の出発。
あと、セイコマでは行動食としてひとくちサラミとカリカリ梅(はちみつ入り)を買うのも日課。サドル下に取り付けてある行動食入れポーチに入れておく。
(このポーチはモンベルのヘッドポーチで本来はサドル側ではなくステム側に取り付けるものなのだが、ちょうど汗が滴り落ちる場所なので無理やりサドル側に取り付けている)

お気に入りの行動食

お気に入りの行動食


ほたるの里、沼田町を経由し標高差170mほどの峠を越えるとあとは留萌まで下り基調になる、更に追い風を受け快走。

だけど、留萌に入り海が見えたと同時に風は向かい風に変わった、この先ずーっと向かい風かと思うと気が滅入る。風は強いが天気はまぁまぁ、雨でないだけマシかな。

オロロンラインを北上しはじめて小一時間、道の駅おびら鰊番屋で休憩。
国指定重要文化財の旧花田家番屋や郷土資料館、国道の向かい側にはにしん文化歴史公園がある。

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トワイライトアーチと幕末の探検家松浦武四郎翁の銅像



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大ニシン漁家だった旧花田家番屋、1905(明治38)年頃に建造


休憩を兼ねて旧花田家番屋を見学。料金は350円。
木造でこの大空間を作るため梁はとてつもなく太い、最盛期には200人を超えるヤン衆が寝泊まりしていたとのこと。

風は相変わらず向かい風、国内最大級の風力発電施設「上平グリーンヒルウィンドファーム」のプロペラは全部僕が進む方向を向きブンッブンッと唸りながら回っていた。
そんな232号を北上し続け12時に道の駅、風W(ふわっとと読むそうな)とままえにたどり着いた。
道の駅で会った若いチャリダーと情報交換する。彼は南下、追い風だ、うらやましい。
道の駅内にはできたばかりだという無料の足湯があったので、おにぎりを持って足湯につかる。

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足の指でパーができないのだった


日本海に浮かぶ焼尻島と天売島を眺望できる素晴らしいロケーション、加えて足拭き用のタオルまで用意されている、実にすばらしい!これは動きたくなくなる。

向かい風と闘いながらも3時前に初山別村みさき台公園キャンプ場に到着。
本来フリーサイトは500円だが、受付に行ったら「まだシーズン前なので無料でお使いください」との事、ラッキー!
「ただし・・・明日と明後日の2日間ハーレーダビットソンMTGオロロンステージというイベントがありライダーが200人ほど集結するので、かなり騒がしいと思います」とのこと。
「明日は朝早くに出発するので大丈夫です」と答えたけど、一日ずれていたらと思うとゾッとするものがあった。
前のりで来ていると思われるライダーが多い、昨日とは打って変わり、賑やかなキャンプ場となる。
テントを設営し、すぐ隣にある初山別温泉 岬の湯へ。
ここも申し分のないすばらしい温泉だった。そして風呂あがりの生ビールがたまらん。Wi-Fiも使えた。

今日も消費カロリーは5,000キロオーバー、パスタは200gほど茹でる。

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今回は全粒粉パスタのジロロモーニとアルチェネロの2種類を持ってきた